昨日、和合ロータリーさんの５０周年式典にお邪魔しました。
懇親会では会員の方々によるウェルカムソングに始まり、メンバーによるジャズ演奏、相羽会長が歌い、國分実行委員長がフルートを奏で、中川副会長がドラムをたたき、そのほか、ピアノ演奏をはじめギター、サックス、すべて会員で聞かせてくださいました。そのうえ、新しく作られたロータリーソングの発表まであり、圧倒されてしまいました。
第２部はプロのジャズ演奏と歌。とても大人の雰囲気で、素敵な時間を過ごすことができました。

その前に講演があったのですが、とても興味深い内容でしたので、一部をご紹介したいと思います。
講師は大阪体育大学学長の原田宗彦様、演題は「社会を幸福にするスポーツ地域マネジメント」でした。

一つは、スポーツホスピタリティというもの。飛行機でいうならビジネスクラスのスポーツ観戦です。名古屋ドームには最初からVIPルームでの観戦がありますが、サッカーやラグビーの特別席はすごいみたいです。１回５万円くらいなら、美味しい食事をして、ゆったりと観戦できるなら良いなと思いましたが、中にはペアで１００万円というイベントもあるそうです。

そして、もう一つ、スポーツによる地方創生・まちづくりも国の政策のひとつになっているそうです。例えば、名古屋で開催されているウィメンズマラソンも、日本中から人が集まることで、交通、宿泊、土産と地域の活性化に役立っています。
スポーツツーリズムという考え方で、スポーツで人を動かす仕組みづくり。それまで何もなかった海辺で、サップスクールを開き、そして大会を開くというように自然資源を活用してアクティビティを造り上げることで、アクティビティを楽しむツーリズム。山でも川でも創造できます。
あるいは、海外の方を対象に、武道ツーリズム、日本でしか体験できない武道の体験や見学をしてもらい、武具を買ってもらい観光してもらうということもできます。
つまりあらゆる場所に価値を生み、観光資源化することが可能であるというものです。
そう考えると日本には、そうした資源が豊富にあります。

名古屋市でも2026年のアジア大会を機に名古屋市スポーツ戦略というものが策定されており、一過性のスポーツイベントで終わらせず、スポーツにより地域の活性化や都市ブランドの向上を図り、にぎわいあふれ、市民が誇りを持てる都市を目指すとしています。
スポーツで稼ぎ、それを地域に還元するというスポーツを活用した幸せな社会づくりするということで楽しみです。