会長挨拶|荒川 正規 会長

本日は先日TVで開設1周年のニュースを観たSTAITION AIについて話をさせていただきます。
私も丁度先日、昨年10月オープンの鶴舞にある施設を見学してきましたが、会員専用と一般の人も入れる共有のスペースがあり建物内には誰でも入れます。私が行った当日もセミナーを開催しており沢山の人がみえました。
会員入居のスペースは個室、固定席、コワーキングスペース(オープンスペース)で分かれてJPタワーとも似てるのかな、とも思いましたが総合的には全く別物という感じでした。
比較すると雰囲気や金額なども全然違いますしSTAITION AIはスタートアップ専用という事で設備が大変充実しており開発の手助けを十分にしてくれる施設という感じがしました。施設内を歩いていると入居者企業の広告もありよくSNSで見たことがある製品がありテンション上がります。
入居のスタートアップ企業を見ると役所と提携 組む所が多く感じましたので聞きくと、ソフトバンク株式会社 100%出資ですが、愛知県も協力しているので入居していると役所に話を聞いてもらいやすい、との事でした。
現在はスタートアップ企業が600社でパートナー企業が400社という事で割合的にパートナー企業が多すぎるような気がしますがそれだけ注目してるという事かと思います。
全体がフィールドワークの場でスタートアップ企業同士であったりパートナー企業との協力することで成長していく。スタートアップで新しい事のみではなく既存企業のアップデートの可能性も秘めている事がわかりました。自分ももっと斬新なアイデア湧き出る才能があれば楽しいだろうなと思いました。
さて、今日の卓話は才能に満ち溢れた江さん、そして今月は米山月間で次回は地区米山記念奨学委員の卓話です。
皆さんは既に米山に普通寄付金4000円を納めていますが、この2回の卓話を聞き理解を深めた方は任意の特別寄付金をよろしくお願いします。
幹事報告|近藤 満里子 幹事

◆地区委員会等への出席報告
・10月1日「クラブ青少年奉仕関連委員長会議」クラブ青少年奉仕委員長 近藤寛充/ガバナー補佐 金田英和/地区RYLA委員長 加藤健一
・10月4日「第5回地区RYLA委員会」ガバナー補佐 金田英和/地区RYLA委員長 加藤健一/地区RYLA 委員 小久保卓也
◆本日例会終了後、「諮問委員会」を4F「楓の間」にて開催いたします。
◆次週10/13(月)は、休会です。
◆欠席のご連絡は、前週の金曜日の午前中までに事務局までお願いいたします!!
卓話

「台湾の暮らしと文化――日本との違いから見える日常の魅力 」 米山奨学生 江 安雅さん
台湾の暮らしには、日本と共通する部分が多い一方で、日常の細部に文化的な違いが見られる。ここでは、台湾で生活する中で印象的だった特徴をいくつか紹介したい。
まず注目すべきは、朝食文化の豊かさである。
台湾では「朝食専門店(早餐店)」が非常に多く、チェーン店だけでも約一万店にのぼる。屋台では、炒めビーフンやおかゆ、揚げパン(油條)や豆乳(鹹豆漿)など、多様な朝食が並ぶ。朝から外でしっかりと食事をとることが台湾の日常であり、これが一日の活力源となっている。
食事マナーにも違いがある。日本ではお椀を手に持つのが礼儀とされるが、台湾では逆にマナー違反とされる。器はテーブルに置いたまま、レンゲなどを用いて静かに食べるのが一般的だ。また、麺をすすって音を立てる行為も避けるべきとされている。日常の所作においても、文化的な美意識の違いが現れていると言えるだろう。
公共の場でのマナーにも厳格さが見られる。台湾の地下鉄(MRT)では改札内での飲食が全面的に禁止されており、水を飲むことも認められていない。違反者には1500元(約4500円)の罰金が科せられる。こうした規律の徹底が、驚くほど清潔な公共空間を支えている。
喫煙に関する規制も日本以上に厳しい。
指定場所以外での喫煙は高額の罰金対象となり、外国人旅行者にも適用される。公共の快適さと健康への配慮が、社会全体で共有されていることを感じさせる。
また、台湾のレシートには「統一發票」と呼ばれる宝くじ番号が印字されている。これは脱税防止を目的とした制度で、2カ月に一度抽選が行われ、1等は約700万円に達する。使用しないレシートは「不要レシート受け」に入れると、当選時には慈善団体へ自動的に寄付される仕組みだ。実用性と公益性を兼ね備えた制度として興味深い。
通勤時間への感覚にも違いがある。
日本では片道1時間程度の通勤が一般的だが、台湾では「長すぎる」と感じられる。小さな国土ゆえに移動時間を短縮し、生活の質を重視する傾向が強い。そこには、時間の使い方に対する価値観の違いが表れている。
さらに台湾には「台風休み」という独特の制度がある。政府が前夜に翌日の休業・休校を発表し、安全を最優先に対応する。この迅速で柔軟な判断は、自然災害が多い台湾社会に根付いた知恵といえるだろう。
最後に、家庭と職場の関係について触れたい。
日本では家庭と仕事を明確に分ける傾向があるが、台湾ではその境界が比較的ゆるやかである。会社のイベントや食事会に家族が同伴することも珍しくなく、職場全体が家族的な雰囲気を持つ。台湾社会には、家族を大切にする価値観が深く浸透しており、男性も家庭とのつながりを重視する傾向が見られる。
このように、台湾の日常文化は、日本とは異なる秩序と温かさに満ちている。小さな違いの中に、社会のあり方や人々の価値観が映し出されており、それこそが台湾の魅力の一つであると言えるだろう。
ニコボックス
■加藤健一   日本初の女性総理に期待を込めて!
■小林三重子  江さん、卓話楽しみにしています。
■三ツ口美恵子 江さん、頑張って♡
■山城洋介   安雅さん卓話頑張ってね!楽しみにしてます!
■岡田公代   江さん、頑張って下さい!!
■近藤俊彦   ロータリーに感謝
■渡邊萬里     〃
■土井仁      〃
■榊原正章     〃
■北川貴文     〃
計10件 30,000円
累計93件 333,000円
10月例会スケジュール
◇第1244回 10月6日(月)12:30~13:30 名古屋東急ホテル
通常例会 卓話:「米山月間:台湾の意外な雑学」 米山奨学生 江 安雅さん
■諮問委員会 13:35~(4F 楓の間)
◇10月13日(月) 休会:定款第7条第1節
◇第1245回 10月20日(月)12:30~13:30 名古屋東急ホテル
通常例会 卓話:「地区米山奨学委員会の活動」 地区米山奨学委員会 委員 種田 将典様(名古屋北RC)
■第4回理事会 13:35~(4F 楓の間)
◇第1246回 10月27日(月)18:30~20:30 名古屋東急ホテル
≪2RC(名古屋名東・東山)合同夜間例会≫  受付18:00
ホスト:名古屋東山RC
        
 
				


