皆さま、こんにちは。　本日はお忙しい中、今年最後の例会にご参加いただき、 ありがとうございます。　年末を迎え、何かと慌ただしい時期ですが、こうして一同に会することができ大変嬉しく思います。
12月は、レコード大賞や M-1グランプリ、「今年の漢字」など、 1年を振り返るさまざまなイベントがあります。先日は、流行語大賞が発表されましたが、 皆さんは受賞した言葉をご存じでしょうか？
2024年は、「ふてほど」という言葉が大賞に選ばれました。この言葉は、今年の初めに放送されたドラマ『不適切にもほどがある！』の略称で、主演は阿部サダオさんです。 昭和と令和の価値観のギャップを描いた作品で、超スパルタで 不適切な言動をくり返す昭和の時代を生きる体育教師が、コンプライアンスの厳しい令和の時代にタイムスリップ。昭和と令和を行き来して奮闘する内容です。
コンプライアンスの影響か、最近のテレビ番組に物足りなさを感じていましたが、久し振りに「面白い！」と思えるドラマでした。
阿部サダオさんの個性的な演技にクスッと笑いながら観賞し、時代とともに変化するコンプライアンスについて考え、昭和のおじさんの私にとって、 価値観を見直すきっかけとなりました。
昔は親しみを込めて「これくらいなら」と思って発した言動も、今では パワハラ、セクハラ、モラハラなどコンプライアンスに反するレッドカードです。言葉や行動に注意しなければならない場面が増えました。不適切なことを見直し、互いに配慮し合うことの大切さを改めて感じます。一方で、「それ、ふてほどです！」と、気軽に笑って言い合える、正直で自由な関係が築ける社会にもなって欲しいと願います。
さて、7月に始まった本年度も、あっという間に上半期を終えました。この半年間、ロータリークラブの活動を支えてくださった皆さまに改めて感謝申し上げます。下半期も引き続き、力を合わせていきたいと思いますので、来年も よろしくお願いします。
皆さまが健やかに新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げ、私のあいさつとさせて頂きます。