◆地区委員会等への出席報告
・8月20日「第2回地区RYLA委員会」地区RYLA委員　加藤健一

◆本日例会終了後、「第2回理事会」を同会場にて開催いたします。役員・理事の方は、ご出席をお願いいたします。

◆次週9月1日（木）は、休会です。

◆ガバナー公式訪問のお返事がまだの方は、期日までにお願い致します。

【　歴代会長卓話　】　　　2016-17年度 第21代会長　金田英和

皆さんこんにちは。今年度　新倉会長の方針「原点回帰」の関係でしょうか、歴代会長の卓話が企画されています。先頭バッターとして、卓話をさせていただきます。何を話そうかいろいろ考えましたが、私のロータリー入会のきっかけとか、経歴を紹介しながらお話をさせていただきたいと思いますので少しお時間を頂戴します。
私のスポンサー、今はもう在籍していませんが、東郷町の野々山郁さんです。JCの先輩でもあり、東山クラブのチャーターメンバーでもありました。JCを卒業した後、何度かお誘いを受けておりましたが、私が入会するような会ではないと、お断りしていました。少し敷居が高く感じていたし、仕事を現役でやっていましたので忙しかったのも理由の一つです。きっぱりと断り続けて3年、野々山さんは、まだあきらめずに私を誘いました。私は学生の時「三国志」が大好きで、２回も読み直していました。その中で劉備玄徳が、諸葛亮孔明をあの有名な「三顧の礼」を持って迎え入れたという記述があります。私は諸葛亮孔明ではありませんが、きっぱりと断っているのに３回もお誘いを受ける。まさに「三顧の礼」ではないかと勝手に思い込み、入会すれば何かいいことがあるかもと、了解をしたのが入会のきっかけだったと覚えています。ちょうど２０年前、私が４３歳の時でした。
２０0２年７月４日が入会日です。入会時は会員数64名でしたが、いろいろな職業の方、いろいろ個性的な方々がいらっしゃって、毎回受付に座りながらなんとなく時間は過ぎていきました。その中でも先輩たちと、食事に行ったり、ゴルフ同好会に参加したり、当時はゴルフ同好会でも一泊で出かけたりしました。あんたは付き合いがいいなと、かわいがってもらえるようになって、なじんでいくことができたと思います。ロータリーのことは本を買わされたり、財団、米山の寄付をしたり、あまり意味も分からずにいました。まあ、財団はとりあえず１０００ドル、米山は１０万円分割で寄付しておけばいいな。そんな感覚で気楽に例会に出席し、皆さんの顔を覚えるため、例会受付に１１時３０分から座って楽しく過ごしていました。そんなお気楽に過ごしていた私に、２００８年幹事の役職が回ってきました。JC同様先輩から言われたらNOはありません。武儀山会長を支えるため頑張るぞ、と意気込んでいました。最初の仕事は和合クラブの例会訪問です。初めて他のクラブに出席しましたが、大変驚きました。当時も１００人の会員を抱え、受付には１０人ほどが立って出迎えていました。もちろんフェローシップのたすきをかけて。そして当時の谷会長があいさつで、先週スペインから帰国してワインをお土産に持ってきたので皆さん飲んでくださいとふるまわれたのです。私は車でしたので飲みませんでしたが、運転手付きの車で出席される会員がお見えだそうで、たまに乾杯をやっていたそうです。その年度の出来事で今も覚えていることはIMです。ちょうど和合クラブからガバナー補佐を輩出していたのです。和合クラブ主催のIM。なんとカラオケ大会でした。東山クラブからは武儀山会長が「また逢う日まで」を歌い、みんなで登壇しかつらをかぶって応援した覚えがあります。
　そして、２００９年だと思いますが、米山奨学生のカウンセラーを務めました。このことで地区米山記念奨学委員会とのかかわりがはじまりました。２０１０年には地区委員会へ出向です。北クラブの中島実さんに「金田さんは次年度から米山に出向しなさい」と引っ張られたのです。もちろんNOはありません。「わかりました。」と答えました。ここでいろいろ米山事業に携わるうちに寄付の重要性を感じて、自発的に寄付するようになりました。２年間委員を務めたのち３年間副委員長。その2013年に「米山」と「財団」に１００万円と１万ドルを会社で寄付しました。この年からWFFも始まったと思います。ここから３年間続けて寄付しました。２０１５年に地区委員長。このころ名東クラブの坂本さんが米山に１億円寄付されて、地区の皆さんはみんなびっくり。おかげで２７６０地区は日本一の特別寄付額を達成。委員長として東京本部に行ってもいい顔ができました。米山記念奨学事業とのかかわりが、私のロータリー経歴の中で一番大きな出来事でした。日本全国のロータリアンからの毎年の寄付だけで１５億円もの資金を集めるほど素晴らしい事業。１９６７年に米山記念奨学財団を設立するときには、全国から５０億円の基金を集めました。このような米山事業にかかわりながら、２０１５年会長エレクトになりました。会長になると地区便覧（クラブ計画書のようなもの）に顔写真とロータリー歴が紹介されます。私は地区に出向していると毎年もらえるのでそのことを知っていました。それで、２７６０地区の中で一番の経歴を持った会長になろうと考えました。恒久基金にも１０００ドル（べネファクター）寄付し、年次基金、米山にも会社から大口寄付をしました。会長年度の地区便覧が出た時には、ガバナーよりもがバナー補佐よりも、もちろん他の会長や地区委員長よりも立派な経歴が書かれていて、一人自己満足に浸っていました。ちょっとおかしな自己満足であるとは思いますが、皆さんもいかがでしょうか。
次に、今年度までの寄付経歴を以下に記します。

ロータリー財団　恒久基金べネファクター
マルチプルポールハリスフェロー（8）
メジャードナー（3）
第16回米山功労者（メジャードナー）
第４回米山特別功労法人（サンコーリサイクル株式会社）

米山と財団の寄付は少し違うところがあります。米山は個人と会社をはっきりと分けています。第１６回米山功労者というのは個人で１６０万円寄付した認証です。第４回米山特別功労法人というのは会社で４百万円寄付した認証です。ところが財団は、個人と会社は同じカウントで、個人名で認証されます。メジャードナー（3）の内訳は、会社で４万ドル、個人で１万ドル寄付しましたが、認証は個人名です。つまり寄付額を個人と会社の合計で認証してくれるわけです。個人よりも会社のほうが寄付しやすいですよね。利益が出た時、社員にボーナスを払うように寄付すれば、税額控除が受けられ個人の認証レベルが上がります。ですので、たくさん寄付してすごいですねと言われても、会社で利益が出た時に少しずつやってきたので、そんなにたくさん寄付している意識はありません。会社が払うべき税金の一部を寄付しただけなのです。税金は何億円払っても、まだ払えるじゃないかと調査に来ますが、ロータリーは認証までしてくれます。「ありがとうメッセージ」がメールや手紙で何通も届きます。これも少しいいことをしたような気がしてうれしく思いました。
いずれにしてもロータリーの奉仕事業はすべてロータリアンからの寄付で賄われています。財団への寄付も３年後に運用されたのち戻ってきます。地区補助金として私たちが使うことができます。ポリオの絶滅ももう少しです。ぜひ難しく考えずに、頑張って働いて利益を出し、その払うべき税金の一部を寄付していただきたいと思います。米山は寄付が増えると奨学生の数が増えます。現在全国で９００人の奨学生がいます。日本と世界の架け橋がたくさん生まれています。
　長々と私の経歴について話させていただきましたが、名古屋東山ロータリークラブにもっと新しい仲間が増え、皆さんと仲良く、楽しい奉仕活動ができることを祈念しています。新倉会長のもと３０周年に向けて目標達成頑張りましょう。
　貴重な時間を頂戴しまして、ありがとうございました。