例会情報

ROTARY CLUB OF NAGOYA HIGASHIYAMA
  • 会長吉川寿一
  • 幹事太田邦広
  • 公共イメージ向上委員長松野一彦
例会日毎週木曜日 12:30~13:30
例会場ストリングスホテル名古屋 TEL. 052-589-0787
事務局名古屋市中村区椿町16-4 しらさぎビル5B
TEL. 052-526-9850FAX. 052-526-9851E-mail. n-higashiyama@fitcall.ne.jp
2020-2021年度 WEEKLY REPORT No.1090

第1090回例会

2020年12月17日(木)12:30~13:30 晴れ
会場   :Web例会
斉唱   :ロータリーソング「それでこそロータリー」 
     

開始の点鐘

ロータリーソング斉唱

会長挨拶|吉川 寿一会長

令和2年もあとわずかとなりましたが、今年はCOVID-19の大流行により皆様も大変な年となったことでしょう。私は、今年の4月より、名古屋大学脳神経外科学名誉教授の若林俊彦先生と共に先行医療指示書を作成し、PPK88(ピンピンコロリ88歳)と「品良く自分が自分らしく生きられる人生」をテーマにセミナーなどを開催してきました。そこで今回(12/15)来年2月に開催される「第11回なごやマスターズディ」という企画で私と広告代理店で若林俊彦先生にインタビューをした内容をお伝えします。

現在の平均寿命は88歳と言われていますが、実際の健康寿命は70歳前半で10年以上の開きがあります。その10年以上の期間は何らかの病気と共に生きていかなければならないのが現状です。皆様は今が元気だから平均寿命の88歳まで元気でいられると思っていませんか、でもいつどんな病気やケガに遭われるかわかりません。また、元気で生きるために人間ドックを毎年受けてみえると思いますが、同時に脳ドックを受けられている方は5%程度です。65歳以上の7人に1人が認知症を発症していると言われているので、脳ドックを受けて早期発見に努め、お薬により進行を遅らせることはできるので早期治療をすることお勧めします。

このまま行くともしかしたら10年後には認知症を発症された方が周囲に多数出現し、あちらこちらで認知症の方のトラブルが起こっているかもしれません。認知症の予防については、一人でこもらず人とのコミュニケーションをとったり、日ごろから頭を使うことは良くて、算数ドリルなどをやり数字に慣れたり、買い物をして計算するのもよいでしょう。ペットを飼い、ペットとコミュニケーションをとったり、一緒に散歩をすることで生活にリズムをつけることも良いでしょう。また、個人のデジタル化されたカルテが世界中の医療機関で見られるようになり、そこに先行医療指示書を入れられたら医療側も医療を進めるにあたり安心できると思います。

以上、若林俊彦先生からの認知症問題への提言でした。

会員の皆様も認知症とどう向き合うのか考える機会になれば幸いです。

■名古屋東山ロータリークラブ 衛星クラブ設立説明会

◎開催日時/場所:2020年12月8日(火)18:00~19:30(東名グループ 会議室)

◎出席者:野間 崇史様/鳴 真様/牧 誠治様/鵜飼 英一様/永見 秀樹様

丹羽 洋士様/亀谷 阿季也様/大矢 大輝様/鶴田 大介様/山下 貴広様   (順不同)

◎欠席者:梶浦 靖紘様

 

幹事報告|太田 邦広 幹事

◆ 地区委員会等への出席報告

・12月12日 「米山奨学生学友合同忘年会」 クラブ米山記念奨学委員長  山元康裕

◆ 下期会費請求振込のお願い
納入期限は12月31日までですのでよろしくお願い致します。

◆ 本日Web例会終了後、「第6回理事会」をZOOMにて開催致します。役員・理事の方はお願い致します。

◆ 次回例会は1/14≪新年賀詞交歓会≫です。会場は3F「ルーフトップガーデン」です。

◆ 12月24日(木)・1月7日(木)は、休会です。なお、事務局の年末年始休暇は、
12月28日(月)から1月4日(月)までとなります。お急ぎの際は、幹事または副幹事までご連絡下さい。

◆ 12月18日(金)・12月22日(火)は事務局がお休みとなります。お急ぎの際は、幹事または副幹事までご連絡下さい。

卓話

卓話:『感染症とどう付き合うべきか』について

                                                                       医療法人 並木会 並木病院 院長 山本 勇夫様

人類の歴史は感染症との戦いといっても過言ではありません。先史時代の人類は小規模な単位で生活していたため、感染症が拡大することは殆どありませんでしたが、約一万年前から農耕や牧畜を行うようになり、人口密度が増加したことで感染症が問題となってきたのです。紀元前12世紀にはエジプトのラムセス5世のミイラから天然痘の痕跡が確認され、2世紀には古代ローマ帝国で天然痘の大規模な流行が確認されています。6世紀には東ローマ帝国でペストの大流行により人口の40%程を失ったといわれ、14世紀には世界中でペストのパンデミックにより世界人口の20%超の死者が出て、モンゴル帝国の衰退や農奴の地位向上にも繋がりました。17世紀にはヨーロッパ人による新世界の征服過程にお
いて旧大陸からやってきた病原菌によりアメリカ先住民が激減したり、19世紀には複数回にわたってコレラが流行し、日本でも数万人単位の死者が発生しました。20世紀になるとスペイン風邪の流行により2000万人から1億人が亡くなり、これが第一次世界大戦の終結にも影響しました。第二次世界大戦後は、医療技術の高まりやWHOなどの活躍により、天然痘の撲滅など感染症の抑制に一定の成果が上がりましたが、それまで人類に知られていなかったエボラ出血熱などの新興感染症の流行が問題となり、21世紀になると2002年のSARSコロナウイルス、2012年のMERSコロナウイルス、そして今回のCOVID-19など新しいウイルスが発見される度に世界的な流行が起っています。また、このような新興感染症だけでなく、結核など一度減少した感染症が再び流行する再興感染症も大きな問題です。
このように、人類の歴史は将に感染症との戦いであり、これら感染症を根絶することは困難で、今後感染症とどう付き合っていくべきか、特に新型コロナがどんな病気であるかを理解し、最近の知見から「正しく学んで正しく恐れる」ため対策について述べてみます。

終了の点鐘

第1090回例会|出席確認

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